MENU

役立つ情報TOPICS 役立つ情報TOPICS

赤ちゃんから始める正しい姿勢
「 開講!赤ちゃん姿勢教室 」

子どもが悪い歯並びになる理由をご存知ですか?

悪い歯並びは、歯科用語では不正咬合(ふせいこうごう)と言います。
不正咬合の原因は遺伝的な要素もありますが、現代のお子さまの多くは正しく噛めていない、飲み込めない、口がぽかんと開いている、姿勢が悪いなどが原因で起こっています。
逆に、早い時期からそれらの発育不足を正しい方向へ導き、理想的な習慣を身につけることができれば不正咬合を未然に防げることもわかってきたのです。

まずは「赤ちゃんの姿勢」から

海外では子ども達の不正咬合の原因を改善する活動が行われているのに、日本ではまだその認知度が低いのが現状です。
「親御さんにこのことを知って欲しい」
その想いから、同じくつくばで小児歯科をされていて全国的にも有名な石田房枝先生にご相談させて頂きました。
石田先生は「0〜1歳の赤ちゃんの時期が一番影響を受けやすいので、軌道修正は早い方が良い」とお話しされましたが、矯正歯科医院では1歳までの方々へ知っていただく機会も少なく、情報発信することも難しいと考え地域の助産師さんも巻き込み、現在の活動の土台となっています(つくば子どもの姿勢・発達研究会)。
お集まり頂いた方々と、子どもの成長発育を正しく導くために、まずは「赤ちゃんの正しい姿勢」にフォーカスし、問題の提起と具体的な解決策を知って頂く姿勢教室を開講しました。

活動のこれから

不正咬合を未然に防ぎ健康な歯並びへ導くためには、姿勢だけでなく、嚥下(えんげ:飲み込むこと)、咀嚼、(そしゃく:噛むこと)、鼻呼吸、赤ちゃんは母乳の飲み方、ハイハイの仕方、離乳食の食べ方など、まだまだお伝えしたいことがあります。
それらをわかりやすく、また実践して頂けるよう、お子さまと参加して頂ける実習スタイルの教室にしていきます。

まずは1歳までの育児についての情報をお話ししていき、その後はご希望に応じて定期的な来院にてその方々に合った指導を行なっていきます。

目指すゴールは

まだまだ発足したばかりで発展途上の会ですが、将来この活動を通して出来るだけ多くの子ども達が矯正治療をしないか、最小限の矯正治療だけで、正しい咀嚼、正しい嚥下、鼻呼吸を獲得し、美しく健康的な歯並びになっていく活動にしていきたいと思っています。ただし、そのためには個人の小さい矯正歯科医院だけでは活動の限界があり、今後はより多くの方々(産婦人科、耳鼻咽喉科、保育従事者、保健従事者、教師、作業療法士、理学療法士、言語療法士、スポーツトレーナー、整体師、脳科学や運動科学に従事される方々など)と情報を共有していきながら地域へ発信するために地域が連携していければと考えています。

まだまだ至らないこともありますが、このようなお話しにご興味いただける関係者の方がいらっしゃれば、お話しに上がりますのでお気軽にご連絡ください。

まずはつくば市の子ども達のために、1つひとつ目の前のことを丁寧に進めて参ります!

赤ちゃん姿勢教室

詳しくは以下のメールまたは電話番号よりお問い合わせください。
メール:info@smile-32.com
お電話:029-855-7500
うえの矯正歯科

メンバー

うえの矯正歯科 上野 聡
石田歯科元院長 石田 房枝
助産院ら・くな 前島 朋子