反対咬合
HANTAI KOUGOU
早い時期から一緒に見守りたい症状
反対咬合は放っておくと前歯だけの問題だけでなく、時間が経つにつれて骨格的にズレてしまい顎が曲がっていく場合があります。早い時期からの管理と、最適な時期に成長サポートと矯正をしたい歯並びです。
原因は?
原因は様々ですが大きく2つあります。
・歯並びのみが反対に噛んでいる場合
・骨格からズレることによって反対に噛んでいる場合
歯並びの問題の中で一番判断と管理が難しい症状です。場合によっては早期に噛み合わせを整え、反対咬合を助長するような不適切な筋肉バランスや「癖」を改善する必要があります。
一緒に見守り原因を明確にする
反対咬合は歯だけの問題なのか、骨格からズレがあるのかによって大きくその後のアプローチが異なります。また遺伝的な要因や、舌などの動きによる環境要因にも配慮しなくてはなりません。そのためまずはどこに原因があるのかをしっかり把握する必要があります。
反対咬合を治す矯正装置
原因をしっかり把握した上で必要な場合は、歯列矯正用咬合誘導装置またはリンガルアーチという矯正装置を使用します。
ムーシールドは、取り外しのできる装置です。お口の中に入れている時間が治療結果と結びついているため、親御さんの管理が大切になります。
リンガルアーチは歯に固定するため取り外しのできない矯正装置です。計画的で確実な矯正が可能ですが、お口の状態やお子さまによっては選択できない場合があります。